特許情報分析(パテントマップ)から見た医薬品30社分析

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特許情報分析(パテントマップ)から見た医薬品30社分析

発刊日 2008年1月10日

体 裁 A4判277頁〔カラー印刷〕 


書籍の内容

1.特許情報の収集方法
 本報告書では、過去約11年間(1997年1月〜2007年9月)に及ぶ公開特許について、「特許検索ASPサービスSRPARTNER」(㈱日立情報システムズ製)を使用し、医薬品業界の出願人別公開件数ランキングの上位30社を「指定医薬品30社」として検索、収集した。また、マップ作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEX」(インパテック㈱製)を使用した。

2. 調査目的
 「指定医薬品30社」について、公開件数、発明者、および特許分類などに対し、時系列推移、技術分布図などいろいろな観点から分析した特許マップを作成し、 
    ① 「指定医薬品30社」にどのような技術の公開があるか、 
    ② 「指定医薬品30社」の研究開発動向はどのように推移しているか、 
    ③ 「指定医薬品30社」が最近注目する技術は何なのか、 
    ④ 「指定医薬品30社」と共同出願人間の連携状況はどのようになっているか 
  等を明確にして、「指定医薬品30社」の知財の現状と将来方向につき具体的なデータを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。 

3.報告書の構成
 この報告書は、次の6つのマップ群からなっている。 
    A.研究開発成果(公開件数の推移) 
    B.研究開発リソース(発明者の状況) 
    C. 研究開発分野(特許分類、キーワードの分析) 
    D. 指定医薬品30社比較分析 
    E. 指定医薬品30社個別分析 
    F. 上位2社の比較分析(武田薬品工業第一三共) 
 分析した結果は、パテントマップごとにコメントし、最後の「総括コメント」にそれらコメントの主なものをまとめた。また、参考資料として「パテントマップの種別と見方」を巻末に添付した。

指定医薬品30社一覧:
武田薬品工業 大塚製薬 塩野義製薬 久光製薬
富士レビオ 日本新薬 第一三共 田辺三菱製薬 小林製薬
参天製薬 栄研化学 ツムラ 大正製薬 エーザイ
小野薬品工業 キッセイ薬品 持田製薬 扶桑薬品工業
アステラス製薬 興和 ロート製薬 杏林製薬
富山化学工業 科研製薬 大日本住友製薬 中外製薬
生化学工業 万有製薬 エスエス製薬 ゼリア新薬工業

【詳細】
A.研究開発成果(公開件数の推移)
 A-1.  公開件数の推移(年次、最近10年)
 A-2.  公開件数の推移(累計、最近10年)

B.研究開発リソース(発明者の状況)
 B-1.  発明者数の推移(年次、最近10年)
 B-2.  発明者数の推移(累計、最近10年)
 B-3.  新規発明者数の推移(年次、最近10年)
 B-4.  新規発明者数の推移(累計、最近10年)
 B-5.  発明者別公開件数ランキング(上位50)

C. 研究開発分野(特許分類、キーワードの分析)
 C-1.分類数の推移
 C-1-1.新規IPCメイングループ分類数の推移(年次、最近10年)
 C-1-2.新規IPCメイングループ分類数の推移(累計、最近10年)
 C-1-3.新規F I分類数の推移(年次、最近10年)
 C-1-4.新規F I分類数の推移(累計、最近10年)
 C-1-5.新規Fターム分類数の推移(年次、最近10年)
 C-1-6.新規Fターム分類数の推移(累計、最近10年)
 C-2.分類別公開件数
 C-2-1.IPCメイングループ分類別公開件数ランキング(上位50)
 C-2-2.F I分類別公開件数ランキング(上位50)
 C-2-3.Fタームテーマコード分類別公開件数ランキング(上位50)
 C-2-4.Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
 C-2-5.IPCメイングループ分類別公開件数の伸長率(上位50)
 C-2-6.F I分類別公開件数の伸長率(上位50)
 C-2-7.F タームテーマコード分類別公開件数の伸長率(上位50)
 C-2-8.F ターム分類別公開件数の伸長率(上位50)
 C-2-9.IPCメイングループ分類別公開件数の推移(上位40、累計、最近10年)
 C-2-10.F I分類別公開件数の推移(上位40、累計、最近10年)
 C-2-11.F タームテーマコード分類別公開件数の推移(上位40、累計、最近10年)
 C-2-12.F ターム分類別公開件数の推移(上位40、累計、最近10年)
 C-3.分類別展開
 C-3-1.IPCメイングループ分類別出現・消失状況(上位40)
 C-3-2.IPCメイングループ分類別出現・消失状況(最近40)
 C-3-3.F I分類別出現・消失状況(上位40)
 C-3-4.F I分類別出現・消失状況(最近40)
 C-3-5.F タームテーマコード分類別出現・消失状況(上位40)
 C-3-6.F タームテーマコード分類別出現・消失状況(最近40)
 C-3-7.F ターム分類別出現・消失状況(上位40)
 C-3-8.F ターム分類別出現・消失状況(最近40)
 C-3-9.IPCメイングループ分類の研究開発ポジション(上位20)
 C-3-10.F I分類の研究開発ポジション(上位20)
 C-3-11.F タームテーマコード分類の研究開発ポジション(上位20)
 C-3-12.F ターム分類の研究開発ポジション(上位20)
 C-4.キーワード別展開
 C-4-1.キーワード別出現・消失状況(上位80)
 C-4-2.キーワード別出現・消失状況(最近80)

D. 指定医薬品30社比較分析
 D-1.  公開件数の推移(累計、最近10年)
 D-2.  新規IPCメイングループ分類数の推移(累計、最近10年)
 D-3.  新規F I分類数の推移(累計、最近10年)
 D-4.  新規F タームテーマコード分類数の推移(累計、最近10年)
 D-5.  新規F ターム分類数の推移(累計、最近10年)
 D-6.  新規キーワード数の推移(累計、最近10年)
 D-7.  新規発明者数の推移(累計、最近10年)
 D-8.  指定医薬品業界30社相互の公開件数相関
 D-9.  上位20 IPCメイングループ分類との公開件数相関
 D-10. 上位20 F I分類との公開件数相関
 D-11. 上位20 F タームテーマコード分類との公開件数相関
 D-12. 上位20 F ターム分類との公開件数相関
 D-13. 公開件数占有率

E. 指定医薬品30社個別分析
 E-1-*.  IPCメイングループ分類別公開件数ランキング(上位50)
 E-2-*.  独自F タームテーマコード分類別公開件数ランキング
 E-3-*.  独自要約キーワード別公開件数ランキング(上位50)
 E-4-*.  IPCメイングループ分類別公開件数の推移(上位20、累計、最近10年)
 E-5-*.  IPCメイングループ分類別新規発明者数の推移(上位20、累計、最近10年)
 E-6-*.  共同出願人との連携
注: E-1-*〜 E-6-*の”*”は指定医薬品30社が相当。

F. 上位2社の比較分析(武田薬品工業第一三共
 F-1.  武田薬品工業(VS.第一三共)IPCメイングループ分類別公開件数比較(上位20)
 F-2.  武田薬品工業(VS.第一三共)F I分類別公開件数比較(上位20)
 F-3.  武田薬品工業(VS.第一三共)F ターム分類別公開件数比較(上位20)
 F-4.  第一三共(VS.武田薬品工業)IPCメイングループ分類別公開件数比較(上位20)
 F-5.  第一三共(VS.武田薬品工業)F I分類別公開件数比較(上位20)
 F-6.  第一三共(VS.武田薬品工業)F ターム分類別公開件数比較(上位20)
 F-7.  IPCメイングループ分類別出現・消失状況比較(上位20)
 F-8.  F I分類別出現・消失状況比較(上位20)
 F-9.  F ターム分類別出現・消失状況比較(上位20)
 F-10.  IPCメイングループ分類別公開件数の伸長率比較(上位20)
 F-11.  F I分類別公開件数の伸長率比較(上位20)
 F-12.  F ターム分類別公開件数の伸長率比較(上位20)

総括コメント

参考資料
パテントマップの種別と見方