特許情報分析(パテントマップ)から見た総合化学7社

技術者・研究者のための技術書籍紹介

特許情報分析(パテントマップ)から見た総合化学7社

発刊日 2010年12月10日
体 裁 A4判228頁〔Viewerソフト添付〕〔カラー印刷〕


書籍の内容

1.調査目的
総合化学7社に関する公開件数、発明者、および特許分類などに対し、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
 ①どの総合化学関連企業にどのような技術の公開があるか、
 ②技術開発動向はどのように推移しているか、
 ③最近注目する技術は何なのか、
 ④共同出願人間の連携状況はどのようになっているか、
等を明確にして、「総合化学7社」の知財の現状につき具体的なデータを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
総合化学7社:
三菱ケミカルホールディングス住友化学三井化学昭和電工宇部興産、東ソー、旭化成

2.特許情報の収集と処理
  本調査報告書は、「総合化学7社」に関する過去10年間(国内公開日:2000年〜2009年)に及ぶ公開特許について、「特許検索ASPサービスSRPARTNER」((株)日立情報システムズ製)を使用し、検索、収集した。また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック㈱製)を使用した。特許情報公報の総数は46,869件である。

3.報告書の構成
本報告書は、以下の3つの部分から構成されている。
Ⅰ.パテントマップ
   A.技術開発成果(公開件数の推移)
   B.技術開発リソース(発明者の状況)
   C.技術開発分野(特許分類、キーワードの分析) 
    ※キーワードは、発明の名称、要約、請求の範囲から抽出した。 
   D.総合化学7社比較分析
   E.総合化学7社個別分析
   F.特定2社(三菱ケミカルホールディングス住友化学)の比較分析
 Ⅱ.パテントチャート編
Ⅲ.総括コメント

4.本報告書の特徴
● 「総合化学7社」の技術動向が分かりやすく把握できる
● パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい
● パテントマップ Viewer(添付ソフト)により、パテントマップおよびパテントチャートの
当該部分に含まれる特許の詳細内容を調べることができる

【詳細】
Ⅰ.パテントマップ
A.技術開発成果(公開件数の推移)
  A-1.公開件数の推移(年次と累計)
  A-2.公開件数*新規発明者数の推移対比(年次)
  A-3.出願人別公開件数ランキング(上位50)
B.技術開発リソース(発明者の状況)
  B-1.発明者数の推移(年次と累計)
  B-2.新規発明者数の推移(年次と累計)
  B-3.発明者別公開件数ランキング(上位50)
  B-4.発明者別公開件数グロスランキング(上位20)
  B-5.発明者の公開件数*FIサブグループ分類数の比較(上位20)
C.技術開発分野(特許分類、キーワードの分析)
  C-1.分類数の推移
  C-1-1.新規FIメイングループ分類数の推移(年次と累計)
  C-1-2.新規FIサブグループ分類数の推移(年次と累計)
  C-1-3.新規FI分類数の推移(年次と累計)
  C-1-4.新規Fタームテーマコード分類数の推移(年次と累計)
  C-1-5.新規Fターム分類数の推移(年次と累計)
  C-2.分類別公開件数
  C-2-1.FIメイングループ分類別公開件数ランキング(上位50)
  C-2-2.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
  C-2-3.FI分類別公開件数ランキング(上位50)
  C-2-4.Fタームテーマコード分類別公開件数ランキング(上位50)
  C-2-5.Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
  C-2-6.FIメイングループ分類別公開件数の伸長率(上位50)
  C-2-7.FIサブグループ分類別公開件数の伸長率(上位50)
  C-2-8.FI分類別公開件数の伸長率(上位50)
  C-2-9.Fタームテーマコード分類別公開件数の伸長率(上位50)
  C-2-10.Fターム分類別公開件数の伸長率(上位50)
  C-2-11.FIメイングループ分類別公開件数の推移(上位40、累計)
  C-2-12.FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位40、累計)
  C-2-13.FI分類別公開件数の推移(上位40、累計)
  C-2-14.Fタームテーマコード分類別公開件数の推移(上位40、累計)
  C-2-15.Fターム分類別公開件数の推移(上位40、累計)
  C-3.分類別展開
  C-3-1.FIメイングループ分類別出現・消失状況(上位40)
  C-3-2.FIメイングループ分類別出現・消失状況(最近出現40、公開件数5件以上))
  C-3-3.FIサブグループ分類別出現・消失状況(上位40)
  C-3-4.FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40、公開件数5件以上))
  C-3-5.FI分類別出現・消失状況(上位40)
  C-3-6.FI分類別出現・消失状況(最近出現40、公開件数5件以上))
  C-3-7.Fタームテーマコード分類別出現・消失状況(上位40)
  C-3-8.Fタームテーマコード分類別出現・消失状況(最近出現40、公開件数5件以上))
  C-3-9.Fターム分類別出現・消失状況(上位40)
  C-3-10.Fターム分類別出現・消失状況(最近出現40、公開件数5件以上))
  C-3-11.FIメイングループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
  C-3-12.FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
  C-3-13.FI分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
  C-3-14.Fタームテーマコード分類別公開件数の伸びと構成率(上位20))
  C-3-15.Fターム分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
  C-4.キーワード分析
  C-4-1.キーワード別公開件数ランキング(上位100)
  C-4-2.キーワード別公開件数の伸長率(上位50)
  C-4-3.キーワード別出現・消失状況(上位80)
  C-4-4.キーワード別出現・消失状況(最近出現80、公開件数5件以上)
D.総合化学7社比較分析
  D-1. 公開件数比較(期間着目:2期間+全体)
  D-2. 公開件数の推移(累計)
  D-3. 新規FIメイングループ分類数の推移(累計)
  D-4. 新規FIサブグループ分類数の推移(累計)
  D-5. 新規FI分類数の推移(累計)
  D-6. 新規Fタームテーマコード分類数の推移(累計)
  D-7. 新規Fターム分類数の推移(累計)
  D-8. 新規発明者数の推移(累計)
  D-9. 共同出願人数の推移(累計)
  D-10. 総合化学7社間の公開件数相関
  D-11. 共同出願人上位20社との公開件数相関
  D-12. 上位20FIメイングループ分類との公開件数相関
  D-13. 上位20FIサブグループ分類との公開件数相関
  D-14. 上位20FI分類との公開件数相関
  D-15. 上位20Fタームテーマコード分類との公開件数相関
  D-16. 上位20Fターム分類との公開件数相関
  D-17. 公開件数占有率
  D-18. 公開件数の伸びと構成率
E.総合化学7社個別分析
  E-1-*.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
  E-2-*.Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
  E-3-*.FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
  E-4-*.Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
  E-5-*.FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40)
  E-6-*.Fターム分類別出現・消失状況(最近出現40)
  E-7-*.FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50)
  E-8-*.Fターム分類別公開件数伸長率(上位50)
  E-9-*.FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
  E-10-*.Fターム分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
  E-11-*.キーワード別公開件数ランキング(上位50)
  E-12-*.独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
  E-13-*.共同出願人との連携(上位50)
  注:”*”は総合化学7社が相当。
F.特定2社(三菱ケミカルホールディングス住友化学)の比較分析
  F-1.FIメイングループ分類別公開件数推移比較(上位20)
  F-2.FIサブグループ分類別公開件数推移比較(上位20)
  F-3.FI分類別公開件数推移比較(上位20)
  F-4.Fタームテーマコード分類別公開件数推移比較(上位20)
  F-5.FIメイングループ分類別公開件数の伸長率比較(上位20)
  F-6.FIサブグループ分類別公開件数の伸長率比較(上位20)
  F-7.FI分類別公開件数の伸長率比較(上位20)
  F-8.Fタームテーマコード分類別公開件数の伸長率比較(上位20)
  F-9.Fターム分類(上位20)との公開件数相関

Ⅱ.パテントチャート編
  G-1.共同出願人京都大学時系列チャート分析(2007年〜2009年)
  G-2.共同出願人野口研究所の時系列チャート分析(2007年〜2009年)
  G-3.共同出願人京都大学の上位3Fターム分類と上位2キーワードのマトリクスチャート分析(2007年〜2009年)
  G-4.共同出願人野口研究所の上位3Fターム分類と上位2キーワードのマトリクスチャート分析(2007年〜2009年)

Ⅲ.総括コメント
参考資料
【資料1】出願人統合リスト
【資料2】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方
【資料3】パテントマップViewer(添付ソフト)の使い方