特許情報分析(パテントマップ)から見た音響機器

技術者・研究者向けの書籍紹介

特許情報分析(パテントマップ)から見た音響機器

発刊日 2010年2月5日
体 裁 A4判213頁〔Viewerソフト添付〕 〔カラー印刷〕

書籍の内容

1.調査目的
  「音響機器」に関する公開件数、発明者、および特許分類などに対し、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、 
    ① どの音響機器関連企業にどのような技術の公開があるか、 
    ② 各企業の技術開発動向はどのように推移しているか、 
    ③ 最近注目する技術は何なのか、 
    ④ 各企業間の連携状況はどのようになっているか 
  等を明確にして、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。

2.特許情報の収集と処理
  本調査報告書は、「音響機器」に関する過去10年間(国内公開日:1999年〜2008年)に及ぶ公開特許について、「特許検索ASPサービスSRPARTNER」((株)日立情報システムズ 製)を使用し、検索、収集した。報告書作成にはパテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。特許情報公報の総数は18,266件である。 
    <検索方法> 
    S1(公報発行日):19990101:20081231 
    S2(FI):H04R+H04S 
      論理式:S1*S2= 18,266件(出力件数)

3.報告書の構成
    本報告書は、次の3つの部分から構成されている。 
    Ⅰ. パテントマップ編 
      A.全般分析 
      B.詳細(出願人、特許分類、キーワード)分析 
        ※キーワード(発明の名称、要約、請求の範囲から抽出)においては、 
          下記4グループの観点から分析を行った。 
          ①装置系キーワード(スピーカ、マイクロホンなど7個) 
          ②特性系キーワード(周波数特性、音響特性など13個) 
          ③手段系キーワード(フィルタ手段、合成手段など10個) 
          ④目的・効果系キーワード(安定性、信頼性など7個) 
    Ⅱ. パテントチャート編 
    Ⅲ. 総括コメント 
      参考資料 
        【資料1】出願人統合リスト 
        【資料2】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方 
        【資料3】パテントマップ Viewer(添付ソフト)の使い方

4.本報告書の特徴
    ● 「音響機器」に関する技術動向が分かりやすく把握できる 
    ● パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい 
    ● パテントマップViewer(添付ソフト)により、パテントマップおよびパテントチャートの 
         当該部分に含まれる特許の詳細内容を調べることができる

【詳細】
Ⅰ.パテントマップ
A.全般分析 
  A-1.公開件数の推移(年次) 
  A-2.公開件数の推移(累計) 
  A-3.出願人数の推移(年次) 
  A-4.出願人数の推移(累計) 
  A-5.新規発明者数の推移(年次) 
  A-6.新規発明者数の推移(累計) 
  A-7.新規FIメイングループ分類数の推移(年次) 
  A-8.新規FIメイングループ分類数の推移(累計) 
  A-9.新規FIサブグループ分類数の推移(年次) 
  A-10.新規FIサブグループ分類数の推移(累計) 
  A-11.新規Fターム分類数の推移(年次) 
  A-12.新規Fターム分類数の推移(累計) 
  A-13.出願人別公開件数ランキング(上位100) 
  A-14.発明者別公開件数ランキング(上位50) 
  A-15.FIメイングループ分類別公開件数ランキング(上位50) 
  A-16.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位100) 
  A-17.Fターム分類別公開件数ランキング(上位100) 
  A-18.出願人別参入・撤退状況(最近40、公開件数5件以上) 
  A-19.FIメイングループ分類別出現・消失状況(公開件数上位40) 
  A-20.FIサブグループ分類別出現・消失状況(公開件数上位40) 
  A-21.Fターム分類別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上) 
  A-22.出願人別公開件数伸長率(上位50、件数差5件以上) 
  A-23.FIメイングループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差5件以上) 
  A-24.FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差5件以上) 
  A-25.Fターム分類別公開件数伸長率(上位50、件数差10件以上) 
  A-26.FIメイングループ分類別発明者数伸長率(上位50、発明者数差10名以上) 
  A-27.FIサブグループ分類別発明者数伸長率(上位50、発明者数差10名以上) 
  A-28.Fターム分類別発明者数伸長率(上位50、発明者数差15名以上)

B.詳細(出願人、特許分類、キーワード)分析 
 B-1.上位20出願人比較分析 
   B-1-1.公開件数の推移(累計) 
   B-1-2.公開件数比較(期間着目) 
   B-1-3.新規発明者数の推移(累計) 
   B-1-4.新規FIサブグループ分類数の推移(累計) 
   B-1-5.新規キーワード数の推移(累計) 
   B-1-6.上位20FIメイングループ分類との公開件数相関 
   B-1-7.上位20FIサブグループ分類との公開件数相関 
   B-1-8.上位20Fターム分類との公開件数相関 
   B-1-9.装置系キーワードとの公開件数相関 
   B-1-10.特性系キーワードとの公開件数相関 
   B-1-11.手段系キーワードとの公開件数相関 
   B-1-12.目的・効果系キーワードとの公開件数相関 
   B-1-13.装置系キーワードとの発明者数相関 
   B-1-14.特性系キーワードとの発明者数相関 
   B-1-15.手段系キーワードとの発明者数相関 
   B-1-16.目的・効果系キーワードとの発明者数相関 
   B-1-17.公開件数占有率 
   B-1-18.公開件数の伸びと構成率比較 
 B-2.上位5出願人個別分析 
   B-2-1-*.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50) 
   B-2-2-*.Fターム分類別公開件数ランキング(上位50) 
   B-2-3-*.FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計) 
   B-2-4-*.Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計) 
   B-2-5-*.FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近40) 
   B-2-6-*.キーワード別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上) 
   B-2-7-*.独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング 
   B-2-8-*.独自キーワード別公開件数ランキング(上位50) 
   B-2-9-*.共同出願人との連携 
    注:*は、上位5出願人が該当。 
 B-3.ソニーヤマハ2社分析 
   B-3-1.2社の上位10FIサブグループ分類別公開件数の推移(年次) 
   B-3-2.2社のソニー上位10FIサブグループ分類別公開件数比較 
   B-3-3.2社のヤマハ上位10FIサブグループ分類別公開件数比較 
   B-3-4.2社のFIサブグループ分類別出現・消失状況(公開件数上位20) 
   B-3-5.2社のFターム分類別出現・消失状況(公開件数上位20) 
   B-3-6.ソニーの公開件数伸長率変遷 
   B-3-7.ヤマハの公開件数伸長率変遷 
 B-4.上位特許分類分析 
   B-4-1.FIメイングループ分類別公開件数の推移(上位20、累計) 
   B-4-2.FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計) 
   B-4-3.FIメイングループ分類別出願人数の推移(上位20、年次) 
   B-4-4.FIサブグループ分類別出願人数の推移(上位20、年次) 
   B-4-5.FIメイングループ分類別発明者数の推移(上位20、年次) 
   B-4-6.FIサブグループ分類別発明者数の推移(上位20、年次) 
   B-4-7.FIメイングループ分類別公開件数占有率(公開件数上位20) 
   B-4-8.FIサブグループ分類別公開件数占有率(公開件数上位20) 
   B-4-9.Fターム分類別公開件数占有率(公開件数上位20) 
 B-5.特定特許分類分析 
      FIサブグループ分類:H04R3/00(公開件数ランキング1位)、H04S7/00(同7位) 
      Fターム分類:5D020AC01(公開件数ランキング1位)、5D062CC13(同5位) 
   B-5-1.特定FIサブグループ分類の公開件数の推移(年次) 
   B-5-2.特定Fターム分類の公開件数の推移(年次) 
   B-5-3.特定FIサブグループ分類の新規出願人数の推移(年次) 
   B-5-4.特定Fターム分類の新規出願人数の推移(年次) 
   B-5-5.特定FIサブグループ分類の新規発明者数の推移(累計) 
   B-5-6.特定Fターム分類の新規発明者数の推移(累計) 
   B-5-7.特定FIサブグループ分類H04R3/00の公開件数伸長率変遷 
   B-5-8.特定FIサブグループ分類H04S7/00の公開件数伸長率変遷 
   B-5-9.特定Fターム分類5D020AC01の公開件数伸長率変遷 
   B-5-10.特定Fターム分類5D062CC13の公開件数伸長率変遷 
   B-5-11.特定FIサブグループ分類H04R3/00の出願人別公開件数ランキング(上位50) 
   B-5-12.特定FIサブグループ分類H04S7/00の出願人別公開件数ランキング(上位50) 
   B-5-13.特定Fターム分類5D020AC01の出願人別公開件数ランキング(上位50) 
   B-5-14.特定Fターム分類5D062CC13の出願人別公開件数ランキング(上位50) 
 B-6.キーワード分析 
     ① 装置系キーワード ② 特性系キーワード ③ 手段系キーワード ④ 目的・効果系キーワード 
   B-6-1.キーワード別公開件数ランキング(上位100) 
   B-6-2.キーワード別出現・消失状況(最近200、公開件数10件以上) 
   B-6-3.装置系キーワードの公開件数の推移(累計) 
   B-6-4.特性系キーワードの公開件数の推移(累計) 
   B-6-5.手段系キーワードの公開件数の推移(累計) 
   B-6-6.目的・効果系キーワードの公開件数の推移(累計) 
   B-6-7.装置系キーワードの出願人数の推移(累計) 
   B-6-8.特性系キーワードの出願人数の推移(累計) 
   B-6-9.手段系キーワードの出願人数の推移(累計) 
   B-6-10.目的・効果系キーワードの出願人数の推移(累計) 
   B-6-11.装置系キーワードの新規発明者数の推移(累計) 
   B-6-12.特性系キーワードの新規発明者数の推移(累計) 
   B-6-13.手段系キーワードの新規発明者数の推移(累計) 
   B-6-14.目的・効果系キーワードの新規発明者数の推移(累計) 
   B-6-15.装置系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較 
   B-6-16.特性系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較 
   B-6-17.手段系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較 
   B-6-18.目的・効果系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較 
   B-6-19.装置系キーワードと特性系キーワードの公開件数相関 
   B-6-20.装置系キーワードと手段系キーワードの公開件数相関 
   B-6-21.装置系キーワードと目的・効果系キーワードの公開件数相関 
   B-6-22.特性系キーワードと手段系キーワードの公開件数相関 
   B-6-23.特性系キーワードと目的・効果系キーワードの公開件数相関 
   B-6-24.手段系キーワードと目的・効果系キーワードの公開件数相関

Ⅱ.パテントチャート編
1.日本放送協会の時系列チャート分析(2005〜2008年)
2.産業技術総合研究所の時系列チャート分析(2005〜2008年)
3.日本放送協会の上位3FIサブグループ分類と上位3発明者のマトリクスチャート(2005〜2008年)
4.産業技術総合研究所の上位3FIサブグループ分類と上位3発明者のマトリクスチャート(2005〜2008年)

Ⅲ.総括コメント
参考資料
【資料1】出願人統合リスト 
【資料2】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方 
【資料3】パテントマップ Viewer(添付ソフト)の使い方