特許情報分析(パテントマップ)から見た楽器

技術者・研究者向けの書籍紹介

特許情報分析(パテントマップ)から見た楽器

発刊日 2010年5月10日
体 裁 A4判221頁〔Viewerソフト添付〕 〔カラー印刷〕


書籍の内容

1.調査目的
 「楽器」に関する公開件数、発明者、および特許分類などに対し、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
  ①どの楽器関連企業にどのような技術の公開があるか、
  ②各企業の技術開発動向はどのように推移しているか、
  ③最近注目する技術は何なのか、
  ④各企業間の連携状況はどのようになっているか
等を明確にして、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。

2.特許情報の収集と処理
  本調査報告書は、「楽器」に関する過去10年間(国内公開日:2000年〜2009年)に及ぶ公開特許について、「特許検索ASPサービスSRPARTNER」((株)日立情報システムズ製)を使用し、検索、収集した。報告書作成にはパテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。特許情報公報の総数は8,633件である。
<検索方法>
  S1(公報発行日):20000101:20091231
  S2(FI):G10BG10CG10DG10FG10GG10H
  論理式:S1*S2= 8,633件(出力件数)

3.報告書の構成
本報告書は、次の3つの部分から構成されている。
  Ⅰ. パテントマップ
    A.全般分析
    B.詳細(出願人、特許分類、キーワード)分析
  ※キーワード(発明の名称、要約、請求の範囲から抽出)においては、
下記5グループの観点から分析を行った。
   ①種類系キーワード(電気・電子楽器、鍵盤楽器など6個)
   ②装置系キーワード(鍵盤装置、表示装置など14個)
   ③自動化系キーワード(自動演奏、自動作曲など4個)
   ④手段系キーワード(表示手段、入力手段など20個)
   ⑤目的・効果系キーワード(小型化、一体化など17個)
  Ⅱ. パテントチャート編
  Ⅲ. 総括コメント
   参考資料
    【資料1】出願人グル−プ化リスト
    【資料2】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方
    【資料3】パテントマップViewer(添付ソフト)の使い方

4.本報告書の特徴 
● 「楽器」に関する技術動向が分かりやすく把握できる
● パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい
● パテントマップViewer(添付ソフト)により、パテントマップおよびパテントチャートの
  当該部分に含まれる特許の詳細内容を調べることができる 

【詳細】
Ⅰ. パテントマップ
A.全般分析
  A-1.公開件数の推移(年次と累計)
  A-2.出願人数の推移(年次と累計)
  A-3.新規発明者数の推移(年次と累計)
  A-4.新規FIメイングループ分類数の推移(年次と累計)
  A-5.新規FIサブグループ分類数の推移(年次と累計)
  A-6.新規Fターム分類数の推移(年次と累計)
  A-7.出願人別公開件数ランキング(上位100)
  A-8.発明者別公開件数ランキング(上位50)
  A-9.FIメイングループ分類別公開件数ランキング(上位50)
  A-10.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位100)
  A-11.Fターム分類別公開件数ランキング(上位100)
  A-12.出願人別参入・撤退状況(最近40、公開件数5件以上)
  A-13.FIメイングループ分類別出現・消失状況(公開件数上位40)
  A-14.FIサブグループ分類別出現・消失状況(公開件数上位40)
  A-15.Fターム分類別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
  A-16.出願人別公開件数伸長率(上位50、件数差5件以上)
  A-17.FIメイングループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差5件以上)
  A-18.FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差5件以上)
  A-19.Fターム分類別公開件数伸長率(上位50、件数差10件以上)
  A-20.FIメイングループ分類別発明者数伸長率(上位50、発明者数差10名以上)
  A-21.FIサブグループ分類別発明者数伸長率(上位50、発明者数差10名以上)
  A-22.Fターム分類別発明者数伸長率(上位50、発明者数差15名以上) 

B.詳細(出願人、特許分類、キーワード)分析
  B-1.上位20出願人比較分析
   B-1-1.公開件数の推移(累計)
   B-1-2.公開件数比較(期間着目)
   B-1-3.新規発明者数の推移(累計)
   B-1-4.新規FIサブグループ分類数の推移(累計)
   B-1-5.新規キーワード数の推移(累計)
   B-1-6.上位20FIメイングループ分類との公開件数相関
   B-1-7.上位20FIサブグループ分類との公開件数相関
   B-1-8.上位20Fターム分類との公開件数相関
   B-1-9.種類系キーワードとの公開件数相関
   B-1-10.装置系キーワードとの公開件数相関
   B-1-11.自動化系キーワードとの公開件数相関
   B-1-12.手段系キーワードとの公開件数相関
   B-1-13.目的・効果系キーワードとの発明者数相関
   B-1-14.種類系キーワードとの発明者数相関
   B-1-15.装置系キーワードとの発明者数相関
   B-1-16.自動化系キーワードとの発明者数相関
   B-1-17.手段系キーワードとの発明者数相関
   B-1-18.目的・効果系キーワードとの発明者数相関
   B-1-19.公開件数占有率
   B-1-20.公開件数の伸びと構成率比較
  B-2.上位5出願人個別分析
   B-2-1-*.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
   B-2-2-*.Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
   B-2-3-*.FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
   B-2-4-*.Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
   B-2-5-*.FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近40)
   B-2-6-*.キーワード別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
   B-2-7-*.独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
   B-2-8-*.独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
   B-2-9-*.共同出願人との連携
    注:*は、上位5出願人が該当。
  B-3.ヤマハ河合楽器製作所カシオ計算機及びローランド4社分析
   B-3-1.4社の上位10FIサブグループ分類別公開件数の推移(年次)
   B-3-2.4社のヤマハ上位10FIサブグループ分類別公開件数比較
   B-3-3.4社の河合楽器製作所上位10FIサブグループ分類別公開件数比較
   B-3-4.4社のカシオ計算機上位10FIサブグループ分類別公開件数比較
   B-3-5.4社のローランド上位10FIサブグループ分類別公開件数比較
   B-3-6.4社のFIサブグループ分類別出現・消失状況(公開件数上位20)
   B-3-7.4社のFターム分類別出現・消失状況(公開件数上位20)
   B-3-8.ヤマハの公開件数伸長率変遷
   B-3-9.河合楽器製作所の公開件数伸長率変遷
   B-3-10.カシオ計算機の公開件数伸長率変遷
   B-3-11.ローランドの公開件数伸長率変遷
  B-4.上位特許分類分析
   B-4-1.FIメイングループ分類別公開件数比較(上位20)(期間着目:2期間+全体)
   B-4-2.FIサブグループ分類別公開件数比較(上位20)(期間着目:2期間+全体)
   B-4-3.FIメイングループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
   B-4-4.FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
   B-4-5.FIメイングループ分類別出願人数の推移(上位20、年次)
   B-4-6.FIサブグループ分類別出願人数の推移(上位20、年次)
   B-4-7.FIメイングループ分類別発明者数の推移(上位20、年次)
   B-4-8.FIサブグループ分類別発明者数の推移(上位20、年次)
   B-4-9.FIメイングループ分類別公開件数占有率(公開件数上位20)
   B-4-10.FIサブグループ分類別公開件数占有率(公開件数上位20)
   B-4-11.Fターム分類別公開件数占有率(公開件数上位20)
  B-5.特定特許分類分析
     FIサブグループ分類:G10H1/18(公開件数ランキング4位)、G10G1/00(同8位)
     Fターム分類:5D378TT23(公開件数ランキング1位)、5D378QQ01(同2位)
   B-5-1.特定FIサブグループ分類の公開件数の推移(年次)
   B-5-2.特定Fターム分類の公開件数の推移(年次)
   B-5-3.特定FIサブグループ分類の新規出願人数の推移(年次)
   B-5-4.特定Fターム分類の新規出願人数の推移(年次)
   B-5-5.特定FIサブグループ分類の新規発明者数の推移(累計)
   B-5-6.特定Fターム分類の新規発明者数の推移(累計)
   B-5-7.特定FIサブグループ分類G10H1/18の公開件数伸長率変遷
   B-5-8.特定FIサブグループ分類G10G1/00の公開件数伸長率変遷
   B-5-9.特定Fターム分類5D378TT23の公開件数伸長率変遷
   B-5-10.特定Fターム分類5D378QQ01の公開件数伸長率変遷
   B-5-11.特定FIサブグループ分類G10H1/18の出願人別公開件数ランキング(上位50)
   B-5-12.特定FIサブグループ分類G10G1/00の出願人別公開件数ランキング(上位50)
   B-5-13.特定Fターム分類5D378TT23の出願人別公開件数ランキング(上位50)
   B-5-14.特定Fターム分類5D378QQ01の出願人別公開件数ランキング(上位50)
  B-6.キーワード分析
     ① 種類系キーワード② 装置系キーワード③ 自動化系キーワード④ 手段系キーワード⑤ 目的・効果系キーワード
   B-6-1.キーワード別公開件数ランキング(上位100)
   B-6-2.キーワード別出現・消失状況(最近200、公開件数10件以上)
   B-6-3.種類系キーワードの公開件数の推移(累計)
   B-6-4.装置系キーワードの公開件数の推移(累計)
   B-6-5.自動化系キーワードの公開件数の推移(累計)
   B-6-6.手段系キーワードの公開件数の推移(累計)
   B-6-7.目的・効果系ーワードの公開件数の推移(累計)
   B-6-8.種類系キーワードの出願人数の推移(累計)
   B-6-9.装置系キーワードの出願人数の推移(累計)
   B-6-10.自動化系キーワードの出願人数の推移(累計)
   B-6-11.手段系キーワードの出願人数の推移(累計)
   B-6-12.目的・効果系キーワードの出願人数の推移(累計)
   B-6-13.種類系キーワードの新規発明者数の推移(累計)
   B-6-14.装置系キーワードの新規発明者数の推移(累計)
   B-6-15.自動化系キーワードの新規発明者数の推移(累計)
   B-6-16.手段系キーワードの新規発明者数の推移(累計)
   B-6-17.目的・効果系キーワードの新規発明者数の推移(累計)
   B-6-18.種類系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較
   B-6-19.装置系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較
   B-6-20.自動化系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較
   B-6-21.手段系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較
   B-6-22.目的・効果系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較
   B-6-23.種類系キーワードと装置系キーワードの公開件数相関
   B-6-24.種類系キーワードと自動化系キーワードの公開件数相関
   B-6-25.種類系キーワードと手段系キーワードの公開件数相関
   B-6-26.種類系キーワードと目的・効果系キーワードの公開件数相関
   B-6-27.装置系キーワードと自動化系キーワードの公開件数相関
   B-6-28.装置系キーワードと手段系キーワードの公開件数相関
   B-6-29.装置系キーワードと目的・効果系キーワードの公開件数相関
   B-6-30.自動化系キーワードと手段系キーワードの公開件数相関
   B-6-31.自動化系キーワードと目的・効果系キーワードの公開件数相関
   B-6-32.手段系キーワードと目的・効果系キーワードの公開件数相関 

Ⅱ. パテントチャート編 
  1.第一興商の時系列チャート分析(2005〜2009年
  2.エクシングの時系列チャート分析(2005〜2009
  3.第一興商の上位3FIサブグループ分類と上位3発明者のマトリクスチャート(2005〜2009年)
  4.エクシングの上位3FIサブグループ分類と上位3発明者のマトリクスチャート(2005〜2009年) 

Ⅲ. 総括コメント 
参考資料
 【資料1】出願人グループ化リスト
 【資料2】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方
 【資料3】パテントマップViewer(添付ソフト)の使い方