特許情報分析(パテントマップ)から見たヒートアイランド対策

技術者・研究者向けの書籍紹介

特許情報分析(パテントマップ)から見たヒートアイランド対策


発刊日 2009年1月15日
体 裁 A4判179頁

書籍の内容
1.調査目的:
 ヒートアイランド対策を取り巻く市場や技術環境は目まぐるしく変化しており、競争に打ち勝つにはどの部分に焦点を絞り込むべきか、どの分野が着目されているのかなど、一歩先を行く開発戦略が必要となる。調査報告書はこうした要求に応えるために技術戦略上の基礎データを提供することが目的である。

2.特許情報と収集方法:
 平成10年(1998年)から平成19年(2007年)までの10年間に公開された公開特許について、「特許検索ASPサービスSRPARTNER」((株)日立情報システムズ製)を使用し、検索、収集した。報告書作成にはパテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。特許情報公報の総数は1,440件である。
  <検索方法>
  S1(公報発行日):19980101:20071231
  S2(FI):E01C11/00+E04B1/00+E04D13/00+E04F13/00+E01H3/00
  S3(FI):F24J2/00+F24F5/00+F25D1/00+F25D3/00
  S4(KW;要約+請求の範囲):ヒートアイランド
  S5(KW;要約+請求の範囲):都市+空間+建物+ビル+屋上+外壁+壁面+道路+路面
  S6(KW;要約+請求の範囲):熱吸収+吸熱+蓄熱+放熱+排熱+昇温
  S7(KW;要約+請求の範囲):低減+軽減+抑制+防止+予防
  S8(KW;要約+請求の範囲):冷却+緑化+保水
   論理式:S1*(S2+S3)*(S4+(S5*S6*S7+S5*S8))+S1*S4 = 1,440(出力件数)

3.報告書の構成:
  1.書誌データによる分析(過去10年)
    A.ランキング分析(リスト)
    B.時系列分析
    C.ニューエントリ・リタイアリ分析
    D.上位出願人と分類の関係分析
    E.上位出願人のユニークな技術分析
  2.技術開発の概説
  3.技術データの分類体系
  4.技術データによる分析(最近公開の311件)
    F.技術分類分析
      F-1 技術分類別公開件数ランキング
      F-2 技術分類相互の公開件数相関
      F-3 上位40出願人と技術分類の公開件数相関
  5.今後の技術開発動向の予測
    5-1 書誌データによる分析予測
    5-2 技術データによる分析予測

4.本報告書の特徴:
  ●技術データによる分析
  ●直近までの分析により今後の技術動向を予測
  ●特許情報データの提供/報告書の対象となる過去10年間の公開特許情報をリスト形式(公報番号、発明者の名称、出願人、発明者)にして、CDに収容したので公報のダウンロードに便利

5.内容
1.書誌データによる分析
  A.ランキング分析(リスト)
    1.出願人別公開件数ランキング(上位200)
    2.FI サブクラス分類別公開件数ランキング(上位100)
    3.FI メイングループ分類別公開件数ランキング(上位100)
    4.FI サブグループ分類別公開件数ランキング(上位100)
    5.Fターム テーマコード分類別公開件数ランキング(上位100)
    6.Fターム分類別公開件数ランキング(上位300)
  B.時系列分析
    B-1 上位50出願人別公開件数の推移(最近10年)
    B-2 上位40 FI サブクラス筆頭分類別公開件数の推移(最近10年)
    B-3 上位40 FI メイングループ筆頭分類別公開件数の推移(最近10年))
    B-4 上位40 FI サブグループ筆頭分類別公開件数の推移(最近10年)
    B-5 上位40 Fターム テーマコード筆頭分類別公開件数の推移(最近10年)
    B-6 上位100 Fターム筆頭分類別公開件数の推移(最近10年)
  C.ニューエントリ・リタイアリ分析
    C-1-1 出願人別参入・撤退状況(最初40)
    C-1-2 出願人別参入・撤退状況(最近40)
    C-2-1 FI サブクラス分類別出現・消失状況(最初40)
    C-2-2 FI サブクラス分類別出現・消失状況(最近40)
    C-3-1 FI メイングループ分類別出現・消失状況(最初80)
    C-3-2 FI メイングループ分類別出現・消失状況(最近80)
    C-4-1 FI サブグループ分類別出現・消失状況(最初120)
    C-4-2 FI サブグループ分類別出現・消失状況(最近120)
    C-5-1 Fターム テーマコード分類別出現・消失状況(最初80)
    C-5-2 Fターム テーマコード分類別出現・消失状況(最近80)
    C-6-1 Fターム分類別出現・消失状況(最初200)
    C-6-2 Fターム分類別出現・消失状況(最近200)
  D.上位出願人と分類の関係分析
    D-1 上位40出願人と上位20 FI サブクラス筆頭分類の公開件数相関
    D-2 上位40出願人と上位20 FI メイングループ筆頭分類の公開件数相関
    D-3 上位40出願人と上位20 FI サブグループ筆頭分類の公開件数相関
    D-4 上位40出願人と上位20 Fターム テーマコード筆頭分類の公開件数相関
    D-5 上位40出願人と上位60 Fターム筆頭分類の公開件数相関
  E.上位出願人のユニークな技術分析
    E-1-* 独自FI サブクラス分類別公開件数ランキング
    E-2-* 独自FI メイングループ分類別公開件数ランキング
    E-3-* 独自FI サブグループ分類別公開件数ランキング
    E-4-* 独自Fターム テーマコード分類別公開件数ランキング
    E-5-* 独自Fターム分類別公開件数ランキング(上位100)
    E-6-* 独自キーワード別公開件数ランキング(上位200)
    (「*」は、上位5出願人(ダイキン工業清水建設三菱電機積水化学工業日立製作所)が該当)
2.技術開発の概説
 2-1 出願人の概況
 2-2 公開技術の概況
3.技術データの分類体系
4.技術データによる分析

  F.技術分類分析
    F-1 技術分類別公開件数ランキング
      F-1-1〜F-1-7 [A〜G]技術分類別公開件数ランキング
    F-2 技術分類相互の公開件数相関
      F-2-1〜F-2-3 [BとC、DとE、FとG]技術分類相互の公開件数相関
    F-3 上位40出願人と技術分類の公開件数相関
      F-3-1〜F-3-7 上位40出願人と[A〜G]技術分類の公開件数相関
5.今後の技術開発の動向の予測
  5-1 書誌データによる分析予測
    5-1-1 出願人の技術開発動向予測
    5-1-2 公開技術の技術開発動向予測
  5-2 技術データによる分析予測…対象、課題、手段 
参考資料
  1.FI サブクラス分類リスト
  2.FI メイングループ分類リスト
  3.FI サブグループ分類リスト
  4.Fターム テーマコード分類リスト
  5.Fターム分類リスト
  6.出願人統合リスト
  7.パテントマップの種別と見方