特許情報分析(パテントマップ)から見たプラスチックリサイクル

技術者・研究者向けの書籍紹介

特許情報分析(パテントマップ)から見たプラスチックリサイクル

発刊日 2010年2月1日
体 裁 A4判187頁〔カラー印刷〕、CD付/対象公開特許情報データ

書籍の内容

1.調査目的
 プラスチックリサイクルを取り巻く市場や技術環境は目まぐるしく変化しており、競争に打ち勝つにはどの部分に焦点を絞り込むべきか、どの分野が着目されているのかなど、一歩先を行く開発戦略が必要となる。調査報告書はこうした要求に応えるために技術戦略上の基礎データを提供することが目的である。

2.特許情報の収集と処理:
 平成11年(1999年)から平成20年(2008年)までの10年間に公開された公開特許について、「特許検索ASPサービスSRPARTNER」((株)日立情報システムズ製)を使用し、検索、収集した。報告書作成にはパテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。特許情報公報の総数は3,285件である。
<検索方法>
S1(公報発行日):19990101:20081231
S2(FI):B29B17
S3(FI):B09B3/00
S4(KW;要約+請求の範囲):プラスチック プラスティック
S5(KW;要約+請求の範囲):廃プラ 廃棄プラ
S6(KW;要約+請求の範囲):リサイクル 再利用 再資源
論理式:S1*(S2+S3*S4*S6+S5*S6) = 3,285(出力件数)

3.報告書の構成:
    1.書誌データによる分析(過去10年) 
      A.ランキング分析(リスト) 
      B.時系列分析 
      C.ニューエントリ・リタイアリ分析 
      D.上位出願人と分類の関係分析 
      E.上位出願人のユニークな技術分析 
    2.技術開発の概説 
    3.技術データの分類体系 
    4.技術データによる分析(最近公開の497件) 
      F.技術分類分析 
        F-1 技術分類別公開件数ランキング 
        F-2 技術分類相互の公開件数相関 
        F-3 上位40出願人と技術分類の公開件数相関 
    5.今後の技術開発動向の予測

4.「出願人名」等の表記について
    ・ パテントマップ上では、データ処理の都合上、「出願人名」の法人格は略称で表記し、先頭に法人格がある場合は、法人格を末尾に移して、「:(株)」、「:(財)」などと表記している。 また、独立行政法人の略称は、「(政)」と表記している。(PATOLISと同じ) 
    ・ コメント中では、「出願人名」の法人格や「発明者」の敬称は省略させていただいた。

5.本報告書の特徴
    ●技術データによる分析 
    ●直近までの分析により今後の技術動向を予測 
    ●特許情報データの提供/報告書の対象となる過去10年間の公開特許情報をリスト形式(公報番号、 
    発明者の名称、出願人、発明者)にして、CDに収容したので公報のダウンロードに便利 

【詳細】
1.書誌データによる分析
A.ランキング分析(リスト) 
  1.出願人別公開件数ランキング(上位200) 
  2.FI サブクラス分類別公開件数ランキング(上位100) 
  3.FI メイングループ分類別公開件数ランキング(上位100) 
  4.FI サブグループ分類別公開件数ランキング(上位100) 
  5.Fターム テーマコード分類別公開件数ランキング(上位100) 
  6.Fターム分類別公開件数ランキング(上位300)

B.技術開発リソース(発明者の活動状況)
  1.発明者数の推移(年次、最近7年)  
  2.発明者数の推移(累計、最近7年)  
  3.新規発明者数の推移(年次、最近7年)  
  4.新規発明者数の推移(累計、最近7年))

C.技術開発分野(特許分類)分析
 C-1.分類数  
  1.新規IPCサブクラス分類数の推移(年次、最近7年)  
  2.新規IPCサブクラス分類数の推移(累計、最近7年)  
  3.新規IPCメイングループ分類数の推移(年次、最近7年)  
  4.新規IPCメイングループ分類数の推移(累計、最近7年)  
  5.新規IPCサブグループ分類数の推移(年次、最近7年)  
  6.新規IPCサブグループ分類数の推移(累計、最近7年)  
  7.新規F I分類数の推移(年次、最近7年)  
  8.新規F I分類数の推移(累計、最近7年)  
  9.新規Fタームテーマコード分類数の推移(年次、最近7年)  
  10.新規Fタームテーマコード分類数の推移(累計、最近7年)  
 C-2.分類別公開件数  
  1.IPCサブクラス筆頭分類別公開件数ランキング(上位50)  
  2.IPCメイングループ分類別公開件数ランキング(上位50)  
  3.IPCサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)  
  4.F I分類別公開件数ランキング(上位50)  
  5.Fタームテーマコード分類別公開件数ランキング(上位50)  
  6.IPCサブクラス筆頭分類別公開件数の伸長率(上位50)  
  7.IPCメイングループ分類別公開件数の伸長率(上位50)  
  8.IPCサブグループ分類別公開件数の伸長率(上位50)  
  9.F I分類別公開件数の伸長率(上位50)  
  10.F タームテーマコード分類別公開件数の伸長率(上位50)  
  11.IPCサブクラス筆頭分類別公開件数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  12.IPCサブクラス筆頭分類別公開件数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
  13.IPCメイングループ分類別公開件数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  14.IPCメイングループ分類別公開件数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
  15.IPCサブグループ分類別公開件数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  16.IPCサブグループ分類別公開件数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
  17.F I分類別公開件数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  18.F I分類別公開件数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
  19.F タームテーマコード分類別公開件数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  20.F タームテーマコード分類別公開件数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
 C-3.分類別発明者数  
  1.IPCサブクラス筆頭分類別発明者数ランキング(上位50)  
  2.IPCメイングループ分類別発明者数ランキング(上位50)  
  3.IPCサブグループ分類別発明者数ランキング(上位50)  
  4.F I分類別発明者数ランキング(上位50)  
  5.Fタームテーマコード分類別発明者数ランキング(上位50)  
  6.IPCサブクラス筆頭分類別新規発明者数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  7.IPCサブクラス筆頭分類別新規発明者数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
  8.IPCメイングループ分類別新規発明者数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  9.IPCメイングループ分類別新規発明者数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
  10.IPCサブグループ分類別新規発明者数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  11.IPCサブグループ分類別新規発明者数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
  12.F I分類別新規発明者数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  13.F I分類別新規発明者数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
  14.F タームテーマコード分類別新規発明者数の推移(公開件数上位40、累計、最近7年)  
  15.F タームテーマコード分類別新規発明者数の推移(伸長率上位40、累計、最近7年)  
 C-4.分類別展開  
  1.IPCサブクラス筆頭分類別出現・消失状況(公開件数上位40)  
  2.IPCサブクラス筆頭分類別出現・消失状況(伸長率上位40)  
  3.IPCサブクラス筆頭分類別出現・消失状況(最近40)  
  4.IPCメイングループ分類別出現・消失状況(公開件数上位40)  
  5.IPCメイングループ分類別出現・消失状況(伸長率上位40)  
  6.IPCメイングループ分類別出現・消失状況(最近40)  
  7.IPCサブグループ分類別出現・消失状況(公開件数上位40)  
  8.IPCサブグループ分類別出現・消失状況(伸長率上位40)  
  9.IPCサブグループ分類別出現・消失状況(最近40)  
  10.F I分類別出現・消失状況(公開件数上位40)  
  11.F I分類別出現・消失状況(伸長率上位40)  
  12.F I分類別出現・消失状況(最近40)  
  13.F タームテーマコード分類別出現・消失状況(公開件数上位40)  
  14.F タームテーマコード分類別出現・消失状況(伸長率上位40)  
  15.F タームテーマコード分類別出現・消失状況(最近40)  
  16.IPCサブクラス筆頭分類の技術開発ポジション(公開件数上位40)  
  17.IPCサブクラス筆頭分類の技術開発ポジション(伸長率上位40)  
  18.IPCメイングループ分類の技術開発ポジション(公開件数上位40)  
  19.IPCメイングループ分類の技術開発ポジション(伸長率上位40)  
  20.IPCサブグループ分類の技術開発ポジション(公開件数上位40)  
  21.IPCサブグループ分類の技術開発ポジション(伸長率上位40)  
  22.F I分類の技術開発ポジション(公開件数上位40)  
  23.F I分類の技術開発ポジション(伸長率上位40)  
  24.F タームテーマコード分類の技術開発ポジション(公開件数上位40)  
  25.F タームテーマコード分類の技術開発ポジション(伸長率上位40)

D.他社連携(共同出願人分析)
  1.共同出願人別公開件数ランキング(上位50)  
  2.共同出願人別発明者数ランキング(上位50)  
  3.共同出願人別公開件数の推移(上位20、累計、最近7年)  
  4.共同出願人別新規発明者数の推移(上位20、累計、最近7年)  
  5.共同出願人別新規IPCメイングル-プ分類数の推移(上位20、累計、最近7年)  
  6.共同出願人別公開件数シェア(上位20)  
  7.共同出願人(上位20)とIPCメイングループ分類(上位20)の相関

総括・コメント
参考資料
パテントマップの種別と見方